11月8日、青葉スポーツ広場で南ライオンズ旗の決勝戦が行われ、舞鶴は甲運と対戦しました。

勝っても負けても最終戦。舞鶴先攻で試合が始まりますが、奇しくも２０１９年９月８日の新人戦日ハム杯の決勝甲運戦以来、公式戦では先攻での勝利を飾れてはいません。

　先攻、舞鶴の立ち上がり「かいと」のセンター前など飛び出し、無死２、３塁の場面。３番「こうき」の見事なスクイズがツーランスクイズとなり２点を先制します。その裏、先頭打者はフォアボールでしたが、きっちり盗塁を差し３人で甲運打線を抑え２対０で初回を切り抜け、嫌なイメージを払拭します。

　２回の裏に１点を返された舞鶴は迎える３回の表、１点追加したあと数々のミラクルを起こしてきた「こう」がこの試合も見せてくれます。２死１、２塁、気持ちのこもった強烈なセカンドゴロは相手のエラーを誘い走者一掃ランニングホームラン？でさらに３点を追加します。

　このまま逃げ切れるかと思いきや、やはり強豪甲運はそうはいきません。４回表にさらに１点追加し７対１となった裏の甲運の攻撃、連続ヒット、ツーランスクイズなどで３点を返されます。

　７対４。５回裏を迎え、ここまで好投してきた「ひさなお」が球数制限のためピッチャー交代。タイムリミット最終回となろうマウンドに万を辞して背番号１「かいと」があがります。粘る甲運打線。追加点を与えるも気迫のピッチングで最後はファーストゴロに打ち取り「ひろと」がしっかりキャッチして試合終了。

７対６で甲運に勝利し、舞鶴野球スポーツ少年団は南ライオンズ旗を見事優勝でかざりました。

 

南ライオンズ杯優勝旗を手にした団員達は舞鶴グラウンドに戻り、保坂監督、岸コーチ、長田コーチからのご厚意でお祝いのケーキも配られ、お互いの健闘を称えながら優勝を祝いました。

 

６年生にとって最後の公式戦となった南ライオンズ杯は見事優勝といった最高の形で幕を閉じました。

今年は新人戦日ハム旗優勝という大きなつぼみがコロナ等もあり、なかなか花を咲かせられず１年かけてやっと大きな綺麗な笑顔という花を咲かすことができました。その花を咲かせながら６年生はグラウンドでキャプテン「つばさ」を先頭に最後のランニング、挨拶をし５年生へとバトンを渡します。

６年生から受け継がれた舞鶴魂はまだまだゆっくりではありますが、５年生がしっかりまたつぼみへと変え大きな花を咲かせられるように日々努力精進していってください。

優勝おめでとう！！